なるべくものを持たないようにする「ミニマリスト」的な生活が注目を集めています。たしかに、身の回りにものが増えすぎると、探しているものが見つからなくなったり生活が窮屈になることもあります。
自動車についても自分の車を持たない「カーシェアリング」や、「マイカーリース」などのサービスが増えています。このまま車の共有化が進んだ未来の姿を想像したので書こうと思います。
都市部では”コミュニティ型”カーシェアリングが進む
自動運転とカーリースが進むと、特に東京などの大都市では、停留所にタクシーの乗り込み待ちのように自動車を置き、乗り込んだ人が目的地に着いたら近くの停留所に車を乗り捨てる形になると思います。
自転車ではすでにコミュニティサイクルという名前で行われているもので、主に都市部での手軽な移動手段として活用されています。
コミュニティ型カーシェアリングの利点
コミュニティ型カーシェアリングが進むと考える理由は、主に電気自動車と自動運転との相性が良いためです。
電気自動車との相性
コミュニティ型と電気自動車の相性が良い理由は、短いスパンで充電を繰り返せる点です。目的地への移動を済ませたら、停留所で充電を繰り返すことでフル充電まで数時間かかる電気自動車の航続距離問題を解消することが出来ます。
自動運転との相性
コミュニティサイクルの問題点は、自転車を停留所に戻してくれないことがあることです。元々自転車は盗まれやすいものですが、使ってくださいと置いてあるものはより撮りやすいのです。
しかし、自動車であれば使用時にマイナンバーなどと紐づいた電子キーを使うことで、使用状況をチェックすることが出来ます。あまりにも長時間使用していたり、使用範囲を超えようとしていれば警告することも出来ます。
利用料金の予想
コミュニティ型カーシェアリングの料金体系の予想は、携帯料金と同様に利用量によって定額料金を変化させる月額料金制が良いと思います。また、自動車保険と紐づけるのも面白いと思います。
長距離移動
都市間の移動であれば、サービスエリア毎などに停留所を置き、駅伝方式で移動すれば電気自動車の弱点である航続距離の問題を解消できると思います。荷物を動かすのが手間ではありますが、マイカーを持たない点を思えば些細なことでしょう。
郊外ではマイカーリースが進む
停留所を設置しずらい郊外では、カーシェアリングは難しいでしょう。その代わり、リースが進むはずです。ガソリンエンジン車と違ってバッテリー交換に高額な費用がかかるため、新車をいちいち購入すると費用が掛かるためです。
長距離の移動などでは、停留所までマイカーで移動し、そこからカーシェアリングで移動するなどすれば問題なく長距離移動も可能でしょう。
自分で車を持たないという選択
自動車を持つと、税金、整備費用、駐車場代など色々なお金がかかります。サンデードライバーであれば、自動車を持たないことでより効率的な生活をすることが出来るでしょう。社会もそれに向いた時代になっていくと思います。
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