みなさんはお風呂で身体を洗うとき、どんな石鹸を使っているでしょうか?
多くの人は、液体のボディソープを使っていると思います。ボトルに入ったせっけんをワンプッシュで適量取り出して使えるので便利ですよね。
でも、固形石鹸も捨てたものじゃないんですよ!
私はもう10年近く固形石鹸のロングセラーである牛乳石鹸を愛用しています。
実は、液体せっけんと固形石鹸では成分が大きく違うので、洗い心地も固形石鹸の方がスッキリするって知っていますか?
今回は、固形石鹸がなぜいいのかそのメリットとデメリットを紹介するとともに、固形石鹸の中でも私が愛用している牛乳石鹸について紹介します。
液体せっけんしか使ってこなかった人、せっけんの補充を機に今までとはちょっと違ったせっけんを試してみたい人は、この記事を読んでください!
そして、固形石鹸を試してみてください。きっとその違いに感動すら覚えますよ!
牛乳石鹸とは
牛乳石鹸は1928年に誕生した牛乳石鹸。元号に直すとなんと昭和3年生まれです!何と92年の歴史のあるロングセラー商品となっています。
赤箱と青箱
牛乳石鹸には赤箱と青箱の2種類があります。詳しい違いはこちらのページに記載されていますが、簡単にまとめると次のようになります。
赤箱 | 青箱 | |
洗い感 | しっとり | さっぱり |
香り | ローズの香り | ジャスミンの香り |
販売開始時期 | 1928年 | 1949年 |
簡単にまとめると、青箱はスッキリ爽やかな洗い心地で、赤箱はしっとり潤いのある洗い心地を楽しむことができる石鹸となります。
こちらが赤箱です。洗った後にほのかにローズの香りが漂います。肌ももちもちした感じになりますよ。
こちらが私が愛用している青箱です。洗いあがりはスッキリ爽やか。特に夏場におすすめの石鹸です。
牛乳石鹸を愛用している理由
私が牛乳石鹸を使い始めたのは、ひとり暮らしをはじめた大学生の時です。
当時は自分に合う石鹸を探してボディソープだけでなく固形石鹸も色々と試していました。
中でも強烈だったのは薬用せっけんのミューズです。手洗い石鹸を試したのですが、全身の油分が全部持ってかれてしまったので髪はキシキシ肌は突っ張り大変な思いをしました。
それだけ洗浄力が強烈だと思いますが、ミューズは全身にはきつかった!
その点牛乳石鹸はマイルドな洗い上りです。
赤箱と青箱のどちらも試してみましたが、私が好きなのは青箱です。
すっきりする洗い心地が気持ちいいんですよね。これひとつで身体から顔、髪の毛も洗っています。
牛乳石鹸を使うとこれが変わる
全部牛乳石鹸だけで良くなる
牛乳石鹸は他の石鹸と比べても変わらない値段をしています。にも拘らず、手洗い、洗顔、洗体なそなど色々な用途に使えます。
私はもう身体を洗うのは牛乳石鹸しか使っていませんし、頭を洗うのも牛乳石鹸です。
ひげそりにも牛乳石鹸を使っています。泡がクリーミーなので、カミソリもきれいに滑るので気持ちよくひげを剃っていくことができますね。
私はあまりやりませんが、ムダ毛の処理にも良いんではないでしょうか。今度試して見ようと思います。
さて、これの何がいいのかというと、用途に合わせて石鹸を選ばなくて良くなるんです。手洗い石鹸、シャンプー、ボディソープなどなど、用途に合わせているとその分予備も数が増えて煩わしくありませんか?
石鹸を全部ひとまとめに出来ると、予備をたくさん棚に入れなくても済むので、その分家がスッキリとしますよ。
自然な香りを楽しめる
牛乳石鹸は赤箱はローズ、青箱はジャスミンの香りを楽しむことができます。それも、ふんわりと香る優しい香りなので、洗っている間も気になりません。
お風呂上りにふわっと香るので、お上品な気分になることができます。
固形石鹸のメリットとデメリット
固形石鹸のメリット
まずは固形石鹸のメリットから見ていきましょう。
固形石鹸には、以下にあげる4つのメリットがあります。
- 肌への負担が少ない
- 洗い上りがさっぱりする
- コスパがいい
- 環境に優しい
固形石鹸は液体の石鹸の大きな違いは、使われている成分の違いです。
固形石鹸は脂肪酸ナトリウムが使われ、液体石鹼は脂肪酸カリウムが使われます。脂肪酸ナトリウムの方が肌へのダメージは少ないそうなので、成分的には固形石鹸の方が肌には優しいということになります。
そして何よりの違いが、界面活性剤の含まれる割合の違いです。固形石鹸は界面活性剤分が99パーセントであることが多いのですが、液体石鹸は30パーセント程度しか含まれていません。
液体せっけんに界面活性剤が含まれる割合が低いのは、メーカーがずるをしているというわけではありません。界面活性剤の割合が増えると、石鹸が固まってしまうためです。
そのため、石鹸の純粋な洗浄力でいうと固形石鹸の方が優れているということになります。
https://miyoshisoap.co.jp/blogs/soap-life/bodysoapより引用
固形石鹸のデメリット
- 泡立て作業が必要
- 保管場所に気を付ける必要がある
固形石鹸のデメリットは、液体せっけんに比べると手間が多くかかるということです。
液体石鹸ならボトルをワンプッシュすれば必要な量の石鹸を取ることができます。最近ではプッシュしたときにすでに泡になって出てくるものもありますね。
これが固形石鹸になると、手やタオルで泡立てる手間が出てきます。冷え込む冬場なんかでは一刻も早く体を洗って湯船に飛び込みたいのに、いちいち泡立てるのは時間もかかるし体も冷えるしで大変です。
また、固形石鹼は保管場所にも気をつけなければいけません。液体石鹸ならボトルに入っていれば漏れたり水で薄まってしまうことはありません。しかし、固形石鹸は水がかかるとすぐに溶けてしまいます。
石鹼台などを用意して、石鹸が直接水に触れないようにして保管する必要があります。
つまり、固形石鹸のデメリットは、液体石鹸に比べて手間がかかり、保管にも気を付ける必要があるということになります。
https://miyoshisoap.co.jp/blogs/soap-life/bodysoapより引用
牛乳石鹸、試してみませんか?
というわけで、私は身体を洗うのも髪を洗うのも全部牛乳石鹸の青箱です!
今の主流は陳列棚を見れば分かる通り、液体せっけんが主流です。でも、牛乳石鹸をはじめとする固形石鹸が液体せっけんに劣っているということは全くありません。
むしろ、これから求められるエコや環境に良いのは固形石鹸の方です!
今使っているボディソープや洗顔せっけんが合わなかったり、ちょっと気分を変えたいと思っている方は、えひ一度牛乳石鹸を試してみてくださいね!
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