車は家に次いで人生で2番目に高い買い物といわれています。
確かに新車で買えば今なら少なくとも200万円、ちょっとオプションをつければ300万円になってしまいます。なかなか数百万も出せる買い物はないですよね。
それに、車は買ってオシマイではなく、ガソリン代や整備費用、税金がかかります。買ってからも年間十万単位でお金が飛んでいくので、維持も大変な買い物です。
そんな大切な買い物である車を、事故やいたずらで傷つけられたらとても辛いです。特に新車なんて、ほんの少しの擦り傷でも数日落ち込むぐらい辛くなります。
もしも事故で修理が必要になったら、当事者(保険会社)で話しあって「過失割合」に応じて支払額が決まってきます。でも、自分が悪くないのにこちらの過失割合が高くなってしまうことがあります。特に、車対自転車、バイク、歩行者の事故の場合です。
自分は悪くない。避けられない状況でも自分が多くお金を払うのは、納得でいませんよね。そんな時は、事故の状況を客観的に見れる証拠が必要です。
ドライブレコーダーは事故にあった時の過失割合を決める有効な証拠になるため、最近では購入時のオプションとして最初から取り付けられている事もあります。もし自分の車にドライブレコーダーがついていないがために、事故の際に不利な条件がつけられたら嫌ですよね。
そのため、今回はドライブレコーダーにはどんな機能がついていたら安心できるのか解説し、Amazonの人気のドライブレコーダーを3つ紹介したいと思います。
どうしてドライブレコーダーが必要なのか
ドライブレコーダーは事故の衝撃や急ブレーキを感じ取ると、その前後数十秒間の映像を記録する機能を持った車載カメラです。以前から車をよく使用するバスやトラックなどの業種に使われていましたが、ここ数年で一般にも普及するようになりました。
事故の過失割合を決める証拠になる
事故が起きると、相手がいる場合は双方の過失によって、事故の当事者が治療費や修理費を折半する割合を決めます。この過失割合を決めるときに、事故状況を説明できる証拠がないと、満足いかない割合での決着になることがあります。
ドライブレコーダーがあれば、映像として自分の運転の正しさを証明できるので、正しい過失割合で事故の支払を決着させることができます。
あおり運転の証拠になる
あおり運転は、2020年6月30日から事故にならなくても最大で懲役3年の実刑が出るようになりました。あおり運転の被害を証明するためには、運転中にあおり運転の証拠をとらなければいけません。当然運転中にスマホを使うわけにはいきませんので、あおり運転の証拠をとるためにはドライブレコーダーが必要になるわけです。
色々なトラブルに有利になる
ドライブレコーダーは事故の証拠や、あおり運転の証拠を得る以外にも色々なトラブルに対応できます。停車時の衝撃感知機能がついている場合は、置き引きや車へのイタズラの証拠映像を残すことができるので、泣き寝入りしなくてもすむ可能性が上がります。
ドライブレコーダーに必要な機能
ドライブレコーダーに必要な機能は、トラブルをどれだけしっかりと映すことができるのか、ということです。
そのため、必要な機能はトラブルの経緯を撮ることができるか、トラブルの起きた時の状況をどれだけ映せるか、そしてどれだけ鮮明な映像を残すことができるのか、というものになります。
前後カメラは必須
特にあおり運転は後方からあおられることが多いです。廉価版の前方しか映せないドライブレコーダーは後方からのあおり運転を撮ることができません。また、追突事故も後方からのものなので、後方カメラはつけておかないと証拠を撮ることができません。
360°カメラなら更に安心
交差点などでの側面からの追突や、車線変更での強引な横入り、そしてすり抜けの失敗による接触など、側面からの事故は意外と多いです。側面も撮影できるカメラなら、そういった事故の際でも映像を撮ってくれるので便利です。
録画モード
ドライブレコーダーには状況によっていくつものモードがついています。使い分けることで幅広いとらぶるに対応できます。
常時録画
ドライブレコーダーは防犯カメラのように、運転中は常に録画し続けるようになっています。つまり、ドライブレコーダーの録画記録を確認すると、常に運転記録を確認することができます。
イベント録画
常時録画の記録のうち、衝撃を感知するとその前後の映像を上書きしないようにします。これによってトラブルを証拠として残すことが出来ます。
手動録画
ドライブレコーダーによっては、ボタンなどによって任意のタイミングの映像を上書きしないようにすることができます。これによってあおり運転の証拠をとったり、危険な運転を見かけた時の証拠を残すことができます。
画質
鮮明な映像を残すことは、運転者の状態を確認したりナンバーを確認するために必要です。もちろん画質は良ければ良いほどいいのですが、記録可能な録画容量などが犠牲になり、またカメラの金額も高くなります。
ただ、一番大切なのはドライブレコーターがついていることが重要なので、予算に応じた性能のものを選ぶのが良いでしょう。
おすすめドライブレコーダー3選
ドライブレコーダーは、現在では多くのメーカーが販売しています。種類が多いので、どれを選んだら良いのか分かりづらいです。ドライブレコーダー選びの参考として、Amazonのおすすめから良さそうなドライブレコーダーを3つ紹介します。
JADO D350S
D350は前方カメラ、後方カメラに加えて車内を撮影することができるインカメラを持っています。また、wifiを搭載しているので撮影した画像をスマートフォンなどですぐに確認することができます。
画質 | フロントカメラフル1080pリアフル720p車内フル720p |
録画機能 | 駐車監視機能赤外線暗視機能 |
製造会社 | JADO |
取り付け位置 | フロントガラス・リアガラス |
HihiccupドラレコK8W
10㎝程度とコンパクトな本体サイズでありながら、暗視機能や駐車監視機能などフルサイズのドライブレコーダーにも劣らない性能を保持しています。
画質 | 1260PフルHD |
録画機能 | 駐車監視機能リアカメラには裏面照射型技術「STARVIS」を搭載。暗所でも撮影可能 |
製造会社 | Hihiccup |
取り付け位置 | フロントガラス・リアガラス |
VANBAR DC100
バックミラーを置き換えて使用するドライブレコーダーです。後方カメラをバックモニターとして活用することができ、またミラーをタッチパネルとして操作することができ、音声での操作も可能です。
画質 | フロントカメラフルHD2.5KリアカメラフルHD1080P |
録画機能 | 駐車監視機能リアカメラには裏面照射型技術「STARVIS」を搭載。暗所でも撮影可能 |
製造会社 | VANBAR |
取り付け位置 | バックミラーリアガラスもしくは車外 |
ドライブレコーダーの取り付けはショップに任せよう
後方カメラつきのドライブレコーダーは、後方まで配線を伸ばす必要があります。配線むき出しのままでは見た目も悪いですし、配線に引っかかってケガをしたりコードの断線を起こしてはもったいないですよね。
しかし、配線を隠すには内張を剥がしたり配線に工夫する必要があります。ショップに相談して作業をプロにやってもらうことで、失敗せずきれいに仕上げてもらうことができます。
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