冬の運転は、雪や凍結などほかの季節よりも運転に気をつけなければいけないことが増えます。雪国ではもちろん対策しなければいけませんが、普段雪の降らない地域に住んでいる人こそ、年に何度かの雪の日、寒波の日に備えた対策が必要です。冬の運転で気を付けることをまとめたので、確認してみてください。
冬の運転で気を付けること5つ
スタッドレスタイヤを履く
まず、大前提としてスタッドレスタイヤは絶対に履かなければなりません。ノーマルタイヤで公道に出ることは論外です。
スタッドレスタイヤは雪道や凍結路面でも機能が落ちないように低温でも柔軟性を保つゴムや溝のパターンをしています。逆に言えば、サマータイヤは低温下では劇的に機能が落ちるということなのです。
そもそも雪道、凍結路をノーマルタイヤで何の対策もせずに走ると法令違反になります。罰金です。なので、普段雪が降らない地方の方は、最低でもチェーンは積んでおきましょう。
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「急」のつく操作をしない
雪道、凍結路は路面の摩擦力が著しく落ちます。ちょっとでもラフな操作をするとタイヤが路面を掴む力がなくなり、スリップやスピンを誘発することになります。それを防ぐには「急」のつく操作をしないことが一番です。
急の付く操作とはつまり、急発進、急ハンドル、急ブレーキです。加速も、旋回も、減速、停車も何時もの倍は時間をかけるつもりで運転しましょう。
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速度を落とす
まっすぐな道で、毎日通っている道でも最低10kmは速度を落としましょう。積雪路、凍結路は凹凸があります。直進していても、ハンドルを取られると思ってください。ハンドルを取られて慌てて修正しようとすると急ハンドルになってスピンなんてことにもなりかねません。
また、スピードが上がるとると車の保持する運動エネルギーは大きくなりますよね。制動距離も長くなります。停止線をオーバーランなんてことにもつながるので、安全第一に考えましょう。
車間距離をとる
上とも関連しますが、積雪路、凍結路では車は止まりません、曲がりません。先行車のカマ掘りをしないためにも車間距離は広くとりましょう。
道路の端に気を付ける
積雪路では雪かきした雪が道路わきに積み上げられていることがあります。圧縮された雪はヤスリのようなものですし、道路上の砂利やごみを含んでいます。
ボデーを擦ると思わぬ被害に繋がったりしますので、注意しましょう。また、凍結路では歩行者が滑って車道側に飛び出してくるかもしれません。慎重な運転が必要です。
あぶない!と思ったときは
あぶない!と思うようなことがあれば、ハンドルを切らずに思いっきりブレーキを踏んでください。直進していればABSによって、滑りが制御され、短い制動距離で停車することが出来ます。
スピンを起こした場合は、訓練していなければ余計な操作は事態の悪化を招きます。ヘタな操作はせず、ブレーキを踏み天に祈りましょう。私の考える雪道の安全な走り方でした!
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