【自動車整備】整備時の安全管理について

自動車

私は今後、GC8のDIY整備に
本格的に取り組んでいくつもりです。

素人のDIYで一番気を付けなければならないのが
「安全管理」です。

整備によっては自動車という1トンもの重さをもつ
鉄の塊を持ち上げたりしますし、

人体に有害な油脂類も使用されています。

強い力を持つ電動工具(もしくはエアーツール)を
使用する機会もあるでしょう。

自動車整備に限らないことですが、

自分がする作業にどんな危険が存在するか

は、頭に叩き込んでいなければなりません。

今回の記事では、私の備忘録も兼ねて
DIY整備における安全管理について書いていこうと思います。

工具使用時の安全管理

レンチ類

レンチ類を使用する際に特に気を付けるべき点は、
勢いあまって手をぶつけてしまわないようにすることです。

ボルト類は強いトルクで締め付けられているので、
外す際にはレンチを手の平で押すようにすると
指をぶつけずに済みます。

電動工具

電動工具を使用する際は、軍手などの使用は避けましょう。

回転部分にほつれた糸が巻き込まれ、
ギロチンのように切り落とされる可能性があります。

なるべくなら素手で作業するか、皮手袋を使用しましょう。

カッター等の刃物

刃の通る先、もしくは力のかかる方向に
手を置かないよにしましょう。

また、自分の方向に向かって切ることはやめましょう。

指や手を傷つけることを防止できます。

ハンマー類

振り上げ、降り下げ方向に人や物が無いことを確認しましょう。

先端が飛んで行った際にぶつかるのを防ぐことが出来ます。

車体持ち上げ時の安全管理

パンタジャッキ

パンタジャッキは車載工具にも入っているので
一度は目にしたことがありますよね。

使用する際は、

水平で強固な地面で使用する。

対角線上の車輪に輪留めをかける。

ジャッキポイントに掛かっていることを確認する。

この3点を守ればひとまずは安全です。

さらに安全対策をするのであれば、

タイヤを車体の下に入れておくことで
万一ジャッキが外れた際に車体につぶされることを
防ぐことが出来ます。

ガレージジャッキ

ガレージジャッキは大型のジャッキで、前後それぞれの
2輪ずつ持ち上げることが出来ます。

基本的には油圧がメインなので、油圧が抜ければジャッキは下がります。

注意する点は、パンタジャッキ同様に

水平で強固な地面の上で行う。

車体下のジャッキポイントで上げる。

輪留めをかける。

そして、

リジッドラックを必ず使用する。です。

リジッドラック(ウマとも呼ばれます)は
ジャッキアップした車体を保持するのに
使用するものです。

必ず二組ないし四組の偶数で使用します。

使用方法は、ガレージジャッキで持ち上げた車体の
側面のジャッキポイントに配置し、

ゆっくりとジャッキを下げてリジッドラックに当たる直前で
いったん止めます。

当たりの微調整をしたら、

本格的にジャッキを下げて車重をかけましょう。

リジッドラックによって保持される状態は、
不安定なものです。

下に潜って作業する際は、邪魔にならない位置に
タイヤなどを入れることによって

万が一リジッドラックが転倒した際にも
最悪の事態を防ぐことが出来ます。

まとめ

今回は安全管理として、

工具の使用時

車体のジャッキアップ時

の二つの安全管理について書きました。

皆さんも、作業される際は安全に十分に
気を配って下さいね!

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