「自分は他人にはなれない」

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「自分は他人にはなれない」

オリジナリティをだす。
自分のありのままを受け入れる。

そういった意味のこもった言葉です。

今回は、
これをどう日常に生かしていくのかについて
考えていきたいと思います。

「自分は他人にはなれない」の考え方

人の完全なコピーを目指したところで、
その人そのものになることは不可能です。

魚が鳥になれないように、
トンビが鷹になれないようにです。

いくら憧れの人と同じようになれたとしても、
それは憧れの人ではなく、あなた自身だからです。

他人のまねではなく、あなたはあなた自身を受け入れればよいのです。

この言葉は、「ありのままの自分を受け入れる」という、
自己肯定の言葉です。

あの人みたいにできない

あの人みたいにかっこよくない

あの人みたいに足が長くない

あの人みたいに勉強が出来ない

わたしは(あの人みたいじゃないから)価値がない

そんな言葉を否定する言葉なのです。

あなたはあなただから価値がある。

そういう応援の言葉なのです。

心の在り方を説いているのですね。

ただ、勘違いしてしまいがちなのが、
「上司や先輩からの教えを好きに解釈しても
良い」ととらえてしまうことです。

守破離の考え方

「守破離」とは、日本の芸事における修行の過程を表したものです。

「守」は、師匠の教えを忠実に守る時期。

「破」は、他の流派の考えなども取り入れ、
技を消化していく時期。

「離」は独自の新しいものを生み出していく時期。

と、この3つの時期からなります。

「破」「離」の時期に至るまでは、
自分のやりたいようにやると基礎がしっかりせず、
結果としてうまくいきません。

物事の基礎は「守」の段階にあり、
そこで基礎がしっかり形作られるから

自分の独自の輝きを作り出せるのです。

これは他のことにも言えることです。

技術や、そこに至る考え方においては、
先人の作った基礎をしっかりと踏まえることが
何よりも重要なわけです。

まとめ

「他人にはなれない」

という言葉は、
自分のことを認めてあげるための言葉です。

ありのままの自分でいていい。

そう、自分を認めてあげてください。

しかし、

何でもかんでも
「自分」だからと
自分のやり方を押し通すのは
間違いであり、しっかりとした基礎があって
初めて成り立つものだということを認識になければなりませんね。

今回はここまでです。ご覧いただき、ありがとうございました。

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