ブレーキパッドの交換方法

自動車

はい、ブレーキパッドの清掃をしたので、
今回はブレーキパッドの交換方法についてです。

といってもステップは多くはありません。

まあ足回りの、停止に重要な役割を果たす部位ですので
ミスの無いように確認しつつやっていきましょう!

今回のブレーキパッド交換は、分解整備に当たります。
自分の名義以外の車両で行うと、違法行為となるのでご注意ください!

また、必ず交換の記録をつけるようにしましょう。

次回交換の参考になったり、中古車の査定で有利になったりします。

用意するもの

用意する工具類
  1. ジャッキ
  2. トルクレンチ
  3. 雑巾などの汚れを拭き取るもの
  4. ディスクパッド
  5. 紙ヤスリ
  6. ブレーキクリーナー
  7. 防錆潤滑剤
  8. ディスクパッドグリース
  9. ブレーキピストンツール
  10. 眼鏡レンチ
  11. タイヤを外す用のレンチ

それぞれ簡単に役割を説明しますね!

ジャッキ

メルテック 2t油圧フロアージャッキ ローダウン 最高値/最低値 335(365)/85(115)mm 1年保証 ジャッキタッチメント・サドル(30㎜UP)付 Meltec FA-24

今回の作業はタイヤを外さなければならないので、
ジャッキは必須です。

ただし、写真のようなガレージジャッキは要りません。

一輪ずつ作業すればよいので、車載のパンタジャッキで
必要十分です。

実際、私もこの後ガレージジャッキを使うのを諦めて
(危険と判断したため)
車載のパンタジャッキを使用しました。

メルテック パンタジャッキ(1t) 機械式 最高値:350mm/最低値:95mm/ストローク:255mm Meltec F-72

トルクレンチ

タイヤの締め付けトルクの確認に使用します。

最悪無くてもよいですが、締め付けが確認できると
精神的にも安心ですし、
締めすぎてネジ山がバカになってしまうのも
悲しいので、あるに越したことはないと思います。

実際、パッドの交換を自分でするような方は
タイヤ交換も行うでしょうから、

持っていて損はないでしょう。

エマーソン トルクレンチセット EM-29 ソケット5個付(14/17/19/21薄口ロング/24mm)+エクステンション ケース付 40-200N・m対応 EMERSON EM29

雑巾などの汚れを拭き取るもの

ブレーキ周辺は、泥やブレーキダストなどで汚れています。

普段手の届かない位置ですので、
この時に清掃してしまうのもよいでしょう。

また、ブレーキパッドの面取りなどで研磨をするので、
それを拭き取るためにも使用します。

一輪につき一枚を使うとして、四枚以上はあったほうが
良いと思います。

クレシア キムタオル ブラウン ポリパック DIY 61040 日本製紙クレシア(NIPPON PAPER CRECIA) 中村 雑巾 丈夫なぞうきん 厚手 業務用 10枚入り プロ仕様 50g 綿100% お得用 20×30cm

ディスクパッド

交換するなら必要ですよね。

購入時には必ず適合するものを購入しましょう。

付ける段階で「ちょっと違った」は致命的です。

フロントブレーキパッド スズキ ワゴンR MH21S MH22S MH23S BP15

紙ヤスリ

新品のブレーキパッドには、表面に
保護用の被膜があったり、角が立っています。

その皮膜を剥がしたり「面取り」加工を行うための
紙ヤスリです。

粗さは#100~120ぐらいがちょうどよいと思います。

木っ端などに巻き付けると、平らに削ることができますよ!

Bigman(ビッグマン) 紙ヤスリセット #120 5枚セット 紙やすり サンドペーパー 研磨 セット

ブレーキクリーナー

グリースがついていたり、
ブレーキダストなどを洗い流して脱脂するために使用します。

高価なものを使用する必要はないかな~と思うので、
お安いものを使ってください。

また、手につくと手の油分も全部持っていかれるので
肌が荒れます。

ニトリル手袋などをつけて作業するといいと思います。

KURE(呉工業) ブレークリーンロング増量 (840ml) ブレーキクリーナー [ 品番 ] 3014 [HTRC2.1]

防錆潤滑剤

パッドを取り外す際に、キャリパーの一部を開けるのですが、
ココのボルトが固着している場合があります。

固着剥がしのために用意しました。

今回は使用しませんでしたが、
車以外でも使用でき、あると重宝するので
持っていて損はないでしょう!

KURE(呉工業) 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004

ディスクパッドグリース

主にパッドの鳴き防止のために使います。

高温や摩擦に耐えるためのモリブデンが配合されていたりと、
ブレーキの使用環境に合わせた調整がされています。

もちろんディーラーさんでも購入できますし、
通販サイトにも多くのラインナップがあります。

よほどハードな使用環境でない限り、
安いもので効果は十分かと思います。

ニチモリ N-120 ラバー兼用ブレーキグリース

ブレーキピストンツール

無くてもできない事はない…と思います。

その際は完全な筋力勝負だったり、

ウォーターポンププライヤーだったりを使用して
工夫します。

しかし、時間も体力も使いますし、
それほど高価なものでもないので
今後もブレーキ回りをいじるつもりならば
購入しておきましょう。

Gunpla ディスクブレーキセパレーター パッド交換

眼鏡レンチ

キャリパーのパッド固定部のボルトを緩める、締めるのに使用します。

ボルトを包み込むのでボルトがナメずらいですし、
固着がひどい様なら叩いたり、鉄パイプなどで延長したりと
ハードに使用できます。

できればなるべく柄の長いものを用意すると、
力が少なくて済むので楽が出来ます!

KTC(ケーテーシー) 超ロングストレートメガネレンチセット M1603

タイヤを外す用のレンチ

タイヤ交換に使用するレンチです。

一般的なホイールナットのサイズは
17~19㎜ですので、

そのサイズのソケットレンチ+スピンナーハンドルや、
ソケット+インパクトドライバー

あるいはクロスレンチなどを使用すると
楽です。

車載工具にもタイヤ交換用の工具が入っているので、
そちらでも代用可能です。

エーモン アルミホイール用クロスレンチ 17・19・21・21mm 3サイズ薄口形状 1492

交換の手順

交換の手順ですが、

  1. タイヤを外す
  2. パッドを外す
  3. 各部の清掃をする
  4. パッドの組付け
  5. タイヤを取り付ける
  6. 試験走行

以上となります。

以下に詳しい作業手順を書いていきます。

1.タイヤを外す

まずはタイヤを外します。

ジャッキアップの前に
ホイールナットを緩めておきましょう。

こうすることで、ナットを外す際に
ホイールが空転してしまうことを防ぐことが出来ます。

ナットは外し切ってしまわないようにしましょうね!

ジャッキアップは車体のジャッキポイントに掛けましょう。

変な位置でジャッキアップすると、
フロアに穴が開いたりボデーを凹ませてしまうことに繋がります。

また、ゴムパッドなどでジャッキポイントを保護すると
塗装がはがれるのを防ぐことが出来ます。

ジャッキアップはタイヤが浮く程度で大丈夫です。

あまり高くしすぎると、タイヤの取り付け時に
無駄に持ち上げることになります。

タイヤを外した状態。泥まみれである。

タイヤを外したら、ちょうどいいので
ホイールの裏側を洗ってあげるのもいいと思います。

使用環境にもよりますが、かなり汚れているはずです。

2.パッドを外す

タイヤを外せたら、次はパッドの取り外しです。

キャリパー部分にパッドを抑えておく部位があります。

大抵は上下2か所にボルトで止まっています。

キャリパー自体をハブに固定するためのボルトと
勘違いしないようにしましょう。

大体は、内側で小さいボルトです。

上下どちらか片方のボルトを外すことで、パッドを取り外すことが
出来るようになります。

3.各部の清掃をする

取り外したブレーキパッド
ブレーキダストなどで汚れているのが分かる。
今回はこれを清掃して再度組付けた。

まず、キャリパーについている金具などを洗浄します。
パッドに着けた鳴き防止のブレーキパッドグリース
などがついているはずです。

ブレーキクリーナーをつけて、雑巾などで拭いてあげましょう。

清掃したら、向きに気を付けて元に戻しておきましょう。

一つ一つ、取り外しから取り付けまで行ったほうがいいです。

全部一気に外してしますと、どこについていた部品か
分からなくなることがあるためです。

パッドについている裏板も表裏があったり、
ついている順番などを忘れないようにしましょう。

写真に撮ったり、反対側を確認してみるのも良いでしょう。

特にパッドの裏板は、グリースが塗布されているので
念入りに脱脂しましょう。

4.パッドの組付け

パッドの組付け前に、新しいパッドの
「面取り」をしてあげましょう。

パッドの角に紙ヤスリをかけて、角を取ってあげます。

これをすることで、ブレーキの鳴きの防止や
効きの均一化が図れます。

角が立っていると鳴きの原因にもなるので、
交換しない場合でも確認してみるといいでしょう。

また、新品のパッドは必ず脱脂しましょう。

保護用の油を流して初期の効きを確保できます。

パッドの準備が終わったら、パッドがキャリパーと接触する面に
ブレーキパッドグリースを塗布してあげましょう。

摩擦による鳴きの防止や、パッドの動きを良くしてくれます。

裏板に薄く塗布してあげます。

接触しない部分には塗布する必要はないです。

逆にごみを吸着してしまい、動きを阻害する可能性があります。

キャリパーとの接触面にグリースをつけたら、

パッドの組付けです。

この時、ピストンは薄くなったパッドに合わせて飛び出ています。

これを戻してあげないといけないのですが、
ここで役立つのがピストンツール(ピストン戻し)です!

これがないと、手で押し戻したり
ウォーターポンププライヤーを使ったりなど
大変な思いをします。

エンジンルーム内のブレーキフルードリザーバータンクの
残量に注意しましょう。

ピストンを押し戻した分の
ブレーキフルードが溜まりますので、
戻し量によっては溢れてしまいます。

ブレーキフルードは塗装を痛めますので、
こぼさないように注意しましょう。

パッドを組付けたら、
ボルトを戻して固定しましょう。

この時、柄の長い眼鏡レンチなどでしっかり固定しましょう。

緩んでいると、しっかりした制動力が出ないばかりか、
最悪パッドの脱落を招いてしまいます。

しっかり組付けられたら、タイヤの取り付けです!

5.タイヤを取り付ける

さて、あとはタイヤを取り付けてしまいましょう!

ここで注意するのは、増し締めはタイヤを下した後にする!
ということです。

タイヤがハブに密着する程度まで締めてあげたら、
ジャッキを下ろして増し締めです。

ある程度まで締めたら

トルクレンチを100~120Nのトルクで締めてあげましょう!

6.試験走行

さて、試験走行です!

先ずは徐行程度の速度から踏んでいきましょう。

当たりが弱かったり、踏み代があったりするかもしれませんが、
何度か踏んで確認しましょう。

可能なら、フルブレーキも試してみましょう!

試験走行後は、ボルトの弛みや各部の異常がないかを点検しましょう。

以上がなければ完了です!

お疲れさまでした。

まとめ

今回はブレーキパッド交換に必要な工具や

交換の手順について簡単に説明しました。

可能であれば、各車両のサービスマニュアルを
用意しておくと確実です。

今回の反省点として、あまり作業中の写真を
撮らなかったので、文章での説明が多くなってしまったことです。

百聞は一見に如かずというように、見るとよく分かるので、
今後は写真をもっと撮っていこうと思います。

さて、

本格的なDIY整備の第一歩として、ブレーキパッド交換に
挑戦してみてはいかがでしょうか?

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


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