車の電動化の波はバイク業界にも容赦なく降り注いでいます。私はEV自体にはあまり興味はないのですが、もはや純粋なガソリン車が主流になることはないでしょう。
自動車と比べて趣味性の高い乗り物であるバイクは、環境の変化でたやすく廃れてしまいます。特に日本独自の規格である排気量50㏄以下のいわゆる原付は、ロードバイクの進出や、電動モビリティの発展によってシェアを奪われ、販売台数を大きく減らしています。
今回こんな記事を書こうと思ったのは、先日セロー250の定期点検で原付スクーターを代車で借り、50kmほど走って家に帰ったからです。
正直、原付スクーターに乗ってみて感じたのは、原付スクーターはあまりエンジン感を感じられなかったということです。
むしろ、原付スクーターこそ積極的に電動化したほうが面白くなると思ったので、その理由を書いていこうと思います。
原付スクーターが電動の方が良い理由
正直原付スクーターは趣味の乗り物というよりは、街中の手軽な生活の足という側面が強い乗り物です。CVTなのでギアチェンジの感覚やエンジンの高まりを感じることもありませんし、運転に技術的なものも必要ありません。
市街地走行はモーターの方が得意
原付は、ストップアンドゴーが多い市街地走行や、走行時間10分以内のチョイノリを多用することが考えられます。こういった走行はエンジンに負荷をかけ、オイルやエンジンの寿命を縮めることに繋がります。
その点、電動スクーターなら暖気の必要がなくチョイノリに適した電動スクーターの方が適任だとすら思えます。
電動スクーターはランニングコストが安い
原油価格がどんどん値上がりしているのは、みなさんもよく分かっていると思います。この間見たら、レギュラーで160円近くまで上がっていました。
数年前なら特集が組まれて政権がめちゃくちゃ叩かれるレベルの値段です。
その点電動スクーターは充電にかかる費用がとにかく少ないです。1kmあたりの燃料代を比べると、電動スクーターは原付スクーターの4分の1程度に抑えることができます。
市街地なら航続距離の短さをカバーできる
電動スクーターも含めた電動バイクの弱点は、航続距離がエンジン車の10分の1程度しかないことです。それにエンジン車は燃料を補充すればすぐに走ることができますが、電動スクーターはバッテリーを充電しなければ走ることができません。
フル充電には数時間単位で必要なので、電動バイクは遠出には向いていません。しかし市街地を走るならどうでしょうか。あなたの生活範囲がチョイノリを繰り返すような環境なら、ランニングコストの安さと手軽さが心強い見方になってくれるはずです。
普通免許で乗れる電動モビリティ
電動スクーター以外にも、普通自動車免許で乗れる電動モビリティがどんどん出てきています。
ちょうどバイクと自動車の間を埋めてくれるようなトライクや、携帯性が高くより自由な移動ができる電動キックボードなどなど、これからどんどん新しい電動モビリティが出てくることでしょう。
今回は特に面白そうな、電動キックボードと電動トライクを紹介します。興味がでてきたら、紹介バナーから販売店のサイトを見てみてください。確かな未来がそこにありますよ。
電動トライク
スクーター含め、バイクだと最大でも2人までしか乗ることができません。それに、積載量が少なかったり転倒の危険もあります。
トライクは簡単にいえば3輪車で、転倒の危険もないし後部座席にたっぷり荷物を載せることができます。自転車で大変な思いをしながらやっていた子供の送り迎えも、トライクなら簡単にできることでしょう。
創業21年目のアクセスは、山梨県にあるEVの製造販売会社です。アクセスで取り扱っているEVは、中国から輸入したベース車を、日本の法規制に適合するように改造して販売しているので、修理なども行っています。
取り扱っているトライクは、値段は張るもののEVとしては長距離の100km程度の走行距離があるため、日常使用で問題になるようなことはほとんど無いでしょう。乗車人数も3人まで乗れますし、チャイルドシートも付けられます。
アクセスは電動スクーターや折り畳み電動バイクの取り扱いもあるので、1車で自分に合った電動モビリティを比較することもできます。
気になった方は、上のバナーリンクからアクセスのオンラインショップをチェックしてみてくださいね。
電動キックボード
電動キックボードは、実は原付免許以上の運転免許が必要です。EVバイクの法規制はまだしっかりとしていないこともあり宙ぶらりんなところがありましたが、最近はしっかりしてきました。
電動キックボードは、キックボードの利点である携帯性の高さをそのままに電動の便利あをプラスした電動モビリティです。
普段使いはもちろん、アウトドアなどで出先に持っていけば遊び道具としても存分に活躍してくれます。
株式会社Acalieは、電動キックボードの他にも360°カメラやドローンなど、最先端テクノロジーを幅広く扱っているベンチャー企業です。
acalieで扱っている電動キックボードは、最高速度40kmという車道を走るのには十分以上の能力を持っています。サドルを取り付けることで座って乗ることができます。
サスペンションがついているので乗り心地も良く、利便性と携帯性を兼ね備えた電動キックボードといえます。気になる方は上のバナーから詳細を確認してみてくださいね!
街乗りなら電動スクーターが便利
今回代車ではありますが、原付スクーターに乗ってみて「電動の方がスクーターは面白そうだな」と思いました。
スクーターの乗り味はモーターの方がパワーも感じられ、滑らかな走りになると思います。実際、原付スクーターでは航続距離以外はもうエンジン車とEV車の間で性能差は無いように思えます。
電動モビリティで未来を先取りしよう
電動スクーターに限らす、電動モビリティはこれからの街の移動手段の主役になっていくでしょう。それに、街の移動では間違いなく原付サイズのバイクが便利です。
電動モビリティが気になっている方は、まずはカタログを眺めてみてください。すぐ近くに、面白い未来が見えてきませんか。
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