車の三大要素と言えば「走る」「止まる」「曲がる」です
運転時はこの三大要素を複雑に組み合わせているわけですが、
それを要素ごとに分解してみたいと思います
今回はこのうちの「走る」についてコツを解説していきたいと思います
「走る」とは
まず「走る」とはなんでしょうか。
自動車はエンジンで発生した運動エネルギーをシャフトを通して
車輪まで伝達し、車輪を回転させることで移動をします
その間で運転者が操作できるのはアクセルとミッション操作です
今回は特にアクセル操作、ミッション操作のコツについて説明していこうと思います
上手な(ジェントルな)「走る」の操作
発進時
走り出しはMTでは半クラッチ、ATではクリープ現象をうまく使いましょう
特にスムーズに、ゆっくりとペダルを動かしていく必要があります
加速時
加速時も同様です
MT車の場合は各ギアの比率や速度とエンジン回転数の差などを覚えましょう
頭で覚えるのではなく、繰り返し練習して体に覚えこませましょう
また、クラッチを一気につなぐとギクシャクが大きくなり
同乗者に不快感を与えるだけでなく車体に余計な負担を与えます
半クラッチを積極的に使いましょう
コツとしては、アクセルを少し入れておくことで
エンジン回転数が落ちすぎることを防ぎ、
ギクシャクを減らすことが出来ます
減速時
アクセルを離すことでエンジンブレーキがかかり、
自動車は減速します
この時アクセルを一気に話すと急激にエンジンブレーキがかかり、
挙動が乱れます
じわ~っと離していきましょう
1秒以上時間をかけるイメージです
減速時のシフトチェンジでよく出てくるのが
「ヒール&トー」ですが、一般道を走行時には
殆ど必要ありません
特に同乗者がいる際は重量の変化によって
普段と状況が変わり、ギクシャクの原因になりやすいです
よほど練習して自信がない限り、
半クラッチを長くとって回転数を合わせたほうがいいでしょう
ATの場合はCVTでなければ加速に息継ぎが起きます
現在のATではほとんど変速ショックは起きませんが、
変速のタイミングでアクセルを少し緩めてあげると
ショックをさらに減らすことが出来ます
挙動の安定
タイヤに駆動力がかかっている状態では、
車体は安定します
コーナーを曲がっている時にアクセルに置くように
足を置くことで、コーナリング時の姿勢が安定します
具体的な操作の手順としては、
①コーナーに進入してコーナリングの姿勢を作る
②アクセルに足を置き姿勢を安定させる
③コーナーを脱出したら加速する
です
一度試してみてください
まとめ
自動車の三大要素の一つである「走る」を構成する
アクセル操作、ミッション操作について解説しました
基本は丁寧な動作です
余計な力を加えないことで、同乗者と車体にやさしい運転が出来ます
参考資料
チューリッヒ保険会社hp「vol.13 運転下手から卒業!運転が上手いと思われる上達のコツは?」
https://www.zurich.co.jp/car/useful/column/mj-takeoka/13/
コメント