車に乗り慣れていないと、思わぬ操作をしてしまうことってありますよね。
私は教習所で夜間の運転をしたことが無かったので、初めての夜間運転でハイビームの仕方が分からず、ひたすらパッシングしてしまってヤバいヤツだと思われたことがあります。
車に必ずついているハイビームですが、パッシングぐらいにしか使ったことがない人もいるのではないでしょうか?
今回は、いまいちハイビームの使いどころが分からない人のために、ハイビームってそもそも何なのかということを解説します!
これを読んでぜひハイビームマスターになってくださいね!
ハイビームとは何なのか
そもそもハイビームって何のためについているのかご存じですか?正直街中での運転で、ハイビームを使うことは殆どありません。
まずは、ハイビームとロービームの二種類のライトが自動車に積まれている理由を解説します。
ハイビームとロービームの違い
ハイビームとロービームを切り替えると、ハイビームの方が見える距離が遠くなることが分かります。
そう!ハイビームは、ロービームよりも遠くを照らすことができるんです!
ハイビームは照射距離が長い
ハイビームの照射距離はおよそ100m。ロービームは40mなので、ハイビームはロービームの2倍以上もの距離を照らすことができます。
走行時はハイビームが基本!
実は、ハイビームは日本語に直すと走行前照灯といいます。この言葉をみてピン!と来る人もいるでしょう。そう、ハイビームは、走行時に前を照らすためのライトなんです!
それを裏付けるのが、ロービームの日本語版がすれ違い灯であることです。これ、教習所で夜間走行をしないと実践する機会が無いんですよね。それでも、座学で学んでいるはずです。
ずっとハイビームではいけないワケ
ハイビームの方が遠くまで見れるなら、ずっとハイビームにしたほうがいいじゃん。と思いますよね。でも、ハイビームには重大な欠点があります。
それは、ハイビームが照射された先にいる人はめちゃくちゃ眩しい!という点です。特に最近流行りのLEDヘッドライトのハイビームは網膜を焼くんではないかという程の眩しさです。
対向車でもろにハイビームを浴びると、何も見えなくなって非常に危険です。そうならないために、他の車がいるときにはすれ違い灯(ロービーム)にすることが決められています。
一人で出来る!ライトの点検方法
ハイビーム、ロービームに限らず、いざライトを点けるときに使えないと一大事です。
夜道で「見えない」というのは、事故に直結するかなり危険な状態です!そんなことにならないように、時間のあるときには必ずライト点検をしましょう。
時間を見つけてライト点検!
例えば洗車後でもいいですし、タイヤの空気圧点検でも、ひと月ごとに時間を決めてでもいいです。そして、夜間の走行が予想できるときには、出かける前日までには必ず一度はライト点検をしましょう。
ひとりで出来るライト点検方法
まあ、ウィンカー、ブレーキランプを含めたライトの点検は難しいものではありません。唯一ブレーキランプだけは、ブレーキを踏んだ時にしか点かないので直接目視することができません。
そこで、ひとりでもブレーキランプを確認できる方法を紹介します。
壁を使う
ひとりでライトの点検をするときには、壁を使うといいですよ。
やり方は簡単です。壁に正対するように車を停め、ライトを点灯すると壁に光が反射します。この反射が片側が小さかったり、見えないようだとライトの球切れというわけです。すぐにメンテナンスしましょう。
ランプの球の交換なら、事前にショップに言っておけば数分で交換してくれますよ。
ライトを正しく使って安全にドライブしよう
ハイビームとロービームを使い分けるだけで、事故の可能性は全然変わります。特に歩行者や道路上の障害物を見つけられるタイミングが全然早くなります。
早めに速度を落としたり、急ハンドルにならずに避けることができると考えると、なるべくハイビームを使おうという気持ちになれませんか?
そして、車についているライトはハイビーム、ロービームだけではありません。ウィンカー、ブレーキランプは必ずついていますし、車種によってはフォグランプもついていますね。
それぞれのライトが適切に使えれば、格段に運転がしやすくなります。運転がしやすくなれば、その分周りに注意しやすくなりますよね。安全運転にもいいです。
次の運転のときに、ちょっとライトの事にも気を配ってあげてくださいね!
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