会社員でいることのメリット7つ

生活

twitterのブログ界隈にいると、会社員でいるのはダサいだとか守りに入っているだとか色々な話が流れてきます。

逆に、転職や副業、そしてフリーランスを礼賛するようなツイートが流れてきます。僕もブログ開始当時にそんな感じの話に流されて会社を辞めてしまったクチの人間です。

それでもって今も定職につかずにあまり稼ぎにならないブログを続けています。気は楽ですが金銭的にはかなり厳しいです。

そういった現実をふまえると、まるで独立やフリーランスが最高であるように吹聴するのもなんだかなぁ。と思います。独立にもフリーランスにも、リスクや責任がついてまわりますからね。

そこで、今回は天邪鬼的に会社員でいることのメリット7つあげてみました。もしも今の会社が嫌で、ブログやらネットビジネスで生きていたいと思っているならちょっとこの記事を読んで考えてみてください。

本当に、あなたはひとりで独立して生きていきたいのかを。

会社員のメリット7つ

会社員のメリットを紹介する前に、軽く私の職業遍歴を紹介します。

私は普通の会社員経験は1年未満です。最初に入った会社を3ヵ月で辞め、公務員的な仕事を2年やりました。

そしてアルバイトや技術職で食いつなぎ、今はニートです。自分で書いていてなんですが見事な転がり落ち方ですね。

こんな私なので実際に会社で踏ん張っている人には何をハナクソ野郎が調子子いているんだと思われるかもしれませんが、会社員をまともにやっていない人間から見たら、会社員はこんな感じの青い芝なんだと思って見て下さい。

確定申告がいらない

会社員には確定申告が要りません。確定申告とは自分の所得に対する所得税を決めるもので、未申告だと税務署から怖い人たちがダンボールを持って家に押し入ってきたりします。

なので必ず毎年3月に申告をしなければいけないのですが、これが結構面倒です。自分の所得と仕事にかかった経費を全部申告しなければいけませんし、医療費控除や配偶者控除などの税金が安くなるノウハウも必要になります。

今はe-taxなどの電子申告も出来ますが、これもツールが使い辛くて面倒です。その点、会社員なら面倒な申告は税務担当がやってくれるので何にも気にしなくていいです。

会社員なら、ただ源泉徴収票に書かれた所得税額を見て「国め、こんなに持っていきやがって!」と思うだけでいいんです!

毎月必ず決まった額の給料が出る

フリーで働いている人は、長期契約を結んでいない限り収入が安定しません。仮に100万円入ってきた月があっても、翌月の収入が0になる可能性だってあるわけです。

フリーの人は、来月から仕事が無くなるかもしれない恐怖と常に戦わなければいけないんです。

会社員は違いますね。自分の仕事が多い、少ないに関わらず常に一定の額の給料をもらえます。この安心感はフリーにはありません。

法律で守られている

会社員というか労働者には、労働基準法によって争議権、団体交渉権、団体行動権の労働基本権を始めとする労働者の権利が保証されています。

使用者(給料を払ってくれる人)は労働者の権利を守らなければいけませんし、労働者には「給料上げろ!残業代払え!休みを増やせ!」という権利があるわけです。

フリーや独立をした人にはこの権利はありません。もちろん下請法などによって理不尽な契約からは守られますが、仕事の成果物に対する報酬をもらうことでしか相手との関係はありません。

労働時間も、時間当たりの給料も、休みも全て自分次第です。うまくやらないと「働けど働けど…」なんてことも十分あるんです。

年金が多い

会社員は普通、厚生年金に加入します。フリーや独立した人は国民年金です。色々言われていますが年金が払われなくなったら日本は終わりです。そうなったら年金云々言っていられる状況じゃないので、まず年金はもらえるものとして考えます。

でも、厚生年金よりも国民年金はもらえる額が少ないです。全納していても月7万円弱では正直老後の生活を支えられないので、自分で民間の年金に入らない限りはフリーの人は一生働き続ける覚悟が要ります。

健康診断が受けられる

企業は労働安全衛生法によって従業員の健康診断が義務付けられています。健康診断をすることで病気の早期発見や生活習慣の改善が見込めますよね。

年1回の健康診断は、私たちの体の異常を見つけてくれる大事な機会です。でも、フリーの人は自分で健康診断を受けなければいけませんし受ける義務もありません。

なので、知らず知らずのうちに取り返しのつかない病状になっていることもあります。もし働けないレベルの病気の場合、保険に入っていなければ生活もままならなくなります。

フリーでいることにはそういったリスクもついてまわるんです。

会社の名前で仕事ができる

フリーになると、仕事をもらうために自分の出来ることや成果物をまとめたポートレートを用意するようになります。完全に自分の仕事で判断されるので、成果が少ない状態や大きなミスをしてしまうと仕事が無くなります。

その点、会社員は会社の名前で仕事をすることができます。あなたが一緒に仕事をしたいのは、どこの馬とも知れないやつよりは知っている企業の方が良いですよね。

会社の金で経験や資格が得られる

フリーでいると自分の技能向上やスキルを得るための投資は自分の懐から出すしかありません。会社員のように研修が組まれて会社のお金で技能取得が出来たりはしないんです。

それに技能取得に多く時間を費やすと、その分仕事にかけられる時間が減るので勉強している間は収入が減ることになります。でも何も学ばないでいると報酬も増えず時流に取り残されることになります。

フリーでいることは、そういったシビアな世界にいることになるんです。

また、会社員の場合は自分に必要なスキルを会社から教えてくれますが、フリーでいる場合は自分で調べるほかありません。知らないことは学びようがないですからね。

結論:普通に生きていく分には会社員の方がいい

これまで会社員のメリットを7つ紹介してきましたが、いかがでしょうか?フリーランスや独立を進めてくる人のキラキラした話よりも、フリーランスの現実って大変そうな気がしてきませんか?

実際、能力や才能とそれを支えるだけの努力が必要になってきます。もちろん会社員としても努力や才能は必要ですけれど、自分の力で生きていくというのは気を抜いたら食われるような世界でもあることを知ってみると気持ちも変わってくると思います。

はっきりいってしまうと、よっぽど会社勤めそのものが嫌か強い目的意識がなければ会社員をやっているべきです。

私のように思い切りと勢いだけで会社を辞めると苦労することになりますよ。

メリットが心に響かないならその会社はヤバい

今あげた7つのメリットが心に響かないのなら、あなたの会社はヤバい会社です。よっぽど一緒に働いている人が嫌な奴か、会社そのものが俗にいう「ブラック企業」である可能性があります。

正直そんな会社にいても辛いだけなので、スキルだけもらえたら転職したほうがいいです。

転職するなら仲介サイトが便利

転職をするならマイナビリクナビなどの大手転職仲介サービスに登録するのがいいです。大きなサイトなら知名度も高いのでより多くの企業が登録していますし、転職エージェントなどの転職を手助けしてくれるサービスも充実しています。

登録するとメールがうざったかったりしますが、それもいい企業を紹介しようとしてくれるからです。必要無くなれば解約すればいい話ですから、まずは無料登録して自分に合いそうな会社を探してみましょう!

とにかく視野を広くして、なんでも探してみることで思いもよらないところが見つかるかもしれませんよ!

就職・進学の関連記事はこちら

面接はプレゼンだ!ダメージを負わない面接の乗り越え方
大学はやりたいことと就職のために選ぼう【後悔しないための心構え】
会社員でいることのメリット7つ
ブログランキングサイトに登録しています。よかったらバナーをクリックしていただけると励みになります。
人気ブログランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました