【おいしい鍋を作るためのコツ】どんな鍋でもこれさえ抑えておけばOK!失敗しない鍋の作り方

料理

10月も半ばを過ぎ、一気に冷え込むようになりました。昨日までの夏日が嘘のように、気温も天気も急転直下で風邪を引きそうになりますね。

冷えてくると恋しくなってくるのがやっぱりです!

冷蔵庫にある食材を適当にぶち込んで、煮込めば完成!とても簡単ですね。それにあったかくて汁まで飲むことができます。締めにうどんにするか、雑炊にするかはたまた煮込みラーメンにするかでひと悶着あるのも楽しいものですね。

今は鍋の素があるので、特に計量しなくても簡単においしいお鍋が食べられるのもとてもいいです。もう冬は鍋だけでいいんじゃないですかね。

とはいえ、レシピサイトや料理動画の影響で、自分でオリジナルの鍋を作りたい方もいるでしょう。家に鍋の素が無くなってしまうこともあります。

そんな時に、ありあわせの調味料でおいしい鍋を作るのはちょっと不安じゃありませんか?

これからお伝えする「おいしい鍋づくりのコツ」をちょっと意識するだけで、鍋づくりの失敗を減らすことができますよ。

どんな食材でも美味しく食べられるのが鍋

まずは鍋物の素晴らしさを礼賛しましょう。

鍋といえば、想像するのが多種多様な食材の入ったものですよね。豚肉。豆腐。白菜に人参、ごぼうなどの根菜類。そしてきのこやしらたきなどなど。お椀に取り分ければそこはもう完成された小さな世界といえるでしょう。

そんな多種多様なうまみが溶けだしたスープも、深みのある味わいでいくらでも飲むことができます。食材に強い味がついていたり、香りが強烈でなければ個々の食材の味が調和するのは、スープが上手い事バランスを取ってくれるからだと思います。

そして鍋の終わりには締めがあります。雑炊、うどん、ラーメンなどなど。洋風鍋ならパスタという手もありますね。食材を余すところなく食べきれるのが鍋料理の良いところですね。

おいしい鍋をつくるためのコツ

さて、そんな風にどんな食材でも美味しく食べられるようにしてくれる鍋ですが、どうにも美味しくならない場合があります。

それは、食材に火が通っていない場合味付けが濃すぎる場合です。

ではどうすればそれらの失敗を無くすことができるのか、考えてみましょう。

味付けは市販の鍋の素だけで十分

まずは味付けです。今はスーパーに行けばとてもいいものが売られていますね。そう、鍋の素です!

鍋キューブを始めとした鍋の素は、バリエーションが豊かな上に想定人数に合わせた濃度調節も出来ます。もう変な事は考えず、食材を全部切って鍋に入れて鍋の素を入れて適当な時間煮ればそれだけでおいしい鍋になります!

どうしてもオリジナルがいいのならだし+塩気

どうしてもオリジナルrの味にしたいか、鍋の素が家にない場合は最低限だしさえあれば何とかなります。

しゃぶしゃぶの昆布だしを思い出してください。家にある顆粒だしや乾燥昆布を入れ、ポン酢につけるしゃぶしゃぶスタイルなら細かい味付けは個々人の好みに任せることができます。

それに醤油や味噌などで味を付ける場合でも、だしのうまみが下にあることで味に深みが出ます。なにはともあれ、だしを作ることを意識しましょう。

具材は細かくor薄くする

鍋が美味しくない理由の最も大きいところが、食材に火が通っていないことです。特に鍋物では食材が柔らかくなっているものという意識があるため、生っぽい食材に当たった時の衝撃はとても大きいものです。要はまずい鍋を食ったというイメージになるということです。

そうならないためにはどうすればいいのか。答えは簡単です。食材を細かくして火が通りやすくすればいいんです!

もちろん限度はありますよ。食材を全部フードプロセッサーで粉々にせてしまったら、それは鍋ではなくポタージュスープです。

鍋に入れる具材で特に火が通りづらいものはニンジンやごぼうなどの根菜類です。どちらも薄くスライスし、鍋の下の方に入れることで火が通りやすくなります。

葉物野菜+根菜+動物性たんぱく+きのこで完璧うまみバランス

鍋に入れる食材が偏っていても美味しくならない場合があります。もちろん明確にコンセプトが定まっている豚バラ白菜鍋などの場合は例外ですが、きのこと肉だけとか、野菜だけの鍋だと思ったほどの美味しさは感じづらいです。

私としては、やはり鍋の基本形は動物性タンパク質+葉物野菜+根菜の形が基本形だと思います。ここに魚介類や、きのこ、しらたきやこんにゃくが加わってくる形がおいしい鍋ものの形でしょう。

鍋ものは、足し算で出来た料理であるといえます。

臭いの濃いもの、味の濃いものは避けたほうがいい

鍋のお供といえば春菊ですよね。春菊は単体では臭いの強い野菜です。なので、他の臭いの強い野菜も鍋に合うと思いきや、結構分の悪い賭けです。

この間セロリを丸々もらい、セロリの葉の見た目が春菊みたいだったので煮たらおいしいかな?と思って試してみたのですが、ゆでただけではえぐくて工夫なしに鍋に入れるのは気を付けたほうがいい味でした。

クックパッドを漁っていたらセロリ鍋もあったので、やろうと思えば出来そうですが、パクチー鍋と同じような属性の鍋になりそうです。

失敗しない鍋のための考え方

鍋もので盛大に失敗する場合、みなさんはどういった鍋を想像するでしょうか。一番極端に失敗する鍋として考えると、「闇鍋」が一番想像しやすいのではないでしょうか。

メイン食材を中心に味のバランスを想像する

なぜ闇鍋は失敗するのでしょうか?それは、各人の鍋に対するコンセプトが全く異なるからではないでしょうか。

世の中にはちょっと信じられないような食材を鍋にしている例もあります。
乙女鍋(おとめ苺) 菊地 保シェフのレシピ | シェフごはん (gnavi.co.jp)

それでも食べられる味になっているのは鍋の懐の深さ故といえます。しかし、それはメインとなる食材を他の食材やだしが支えてくれるからこそのもの。

味の調和がない鍋では、おいしさを感じることは出来ません。

味の薄いものから投入し、その都度味見をする

特に家にある食材を処分する目的で鍋をする場合、経験したことのない組み合わせの鍋になることがあります。未知への挑戦は心が躍りますね!

しかし、大失敗を招く危険もあります。安全に鍋を楽しむなら、味を決めずにおくことが重要です。鍋自体を薄味にしておけば、後からの軌道修正がしやすいです。

どうしようもなくなったらカレーにする

以前料理番組で、和食の達人が味噌汁の残りで驚愕の料理を作るみたいなコーナーがありました。

旬の食材を素揚げし、味噌汁を滑らかに濾す姿をみてどんな繊細な料理が出来るのかとワクワクしていた私の期待は、カレールーが出てきた瞬間地の底へと叩き落されました。

カレーにするということは、元あった料理を全てカレー色に塗りつぶす行為だと思います。それだけカレーという料理の懐の深さを証明しているわけですが…。

ともかく、鍋では無理だと思ったらカレーにしてみましょう。カレーは全てを救ってくれます。味に飽きた鍋も、次の日はカレールーをぶち込んでカレーにしてしまいましょう。

おそらく日本国民の9割5分はカレーが大好きです。放っておいても無くなることでしょう。

鍋で美味しく冬を乗り越えよう!

鍋は色々な栄養を一度に取ることができるとても優れた料理です。熱々の汁と一緒に食べれば体も温まるし、仲間同士で材料を持ち寄って鍋パーティーするのも楽しいものです。

家族みんなで鍋をつつけば、家族みんなの距離も縮まることでしょう。

今年の冬も、鍋を食べて楽しくおいしくのりきりましょう!

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