よく車をぶつけてしまう…。車が左右に揺れるので同乗者が酔ってしまう…。運転がヘタな人あるあるですよね。自分でもどうしたら良いのか分からず、運転を避けるようになってしまうと上手にもならないので悪循環です。
私もドライブを趣味にしていますが、駐車場で一発できれいに止められたことはありません。運転が今回は運転がヘタな人に向けて、私が心がけている運転が上手になる方法をお伝えしたいと思います。
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運転がヘタになる要素と解決方法
私が感じている運転がヘタになる要素は4つあります。その4つの要素とは、視点が近い。視野が狭い。次の動きを予想できない。ハンドルやブレーキの操作が急すぎる。です。この4つの要素を順に解説していきます。
運転がヘタなのは視点が近すぎるから
教習所で、「もっと遠くをみて」といわれたことはありませんか?実は、車に限らず「人は目線の向いた方に進みたがる」という特徴があります。例えば綱渡りをやっている人は、基本的にゴール地点だけを見ています。もし怖がって足元を見てしまうと、体が下に行きたがって落ちてしまうからです。
この、「目線が向いた方に進みたがる」特徴を運転に当てはめてみましょう。仮に時速40kmで走っているとすると、車は1秒間に11メートル進みます。この11メートル先を見ていると、わずか1秒先に向かう場所に車が向かうことになります。
1秒しか時間のない場所に人が飛び出してきたら、あなたは避けられますか?私は自信ありません。遠くを見るようにすれば、操作に時間的な余裕を持つことができます。
運転が上手くなるコツは視点は遠くに置くこと
具体的な数字を出してみましょう。上の例と同じ時速40kmで走っているとき、視点を100メートル先に向けていると、9秒後に車が通過する地点を見ていることになります。11メートル先を見ている時にくらべて操作に8秒分も時間の余裕が出来ることになります。
9秒前に気づくのと、1秒前に気づくのでは操作の余裕が全然違いますよね。
視点は遠くに置いた方が安全で、滑らかな運転になります。直線は簡単に出来ると思いますが、難しいのはカーブの時ですよね。ぶつかるのが怖くてつい目線をガードレールの方にむけてしまいます。
しかし、車は目を向けた方向に向かいます。怖くてもカーブの出口を見るようにしましょう。車線の真ん中を走るようにしていれば、どこかにぶつかるということはありません。
チラ見なら大丈夫
今までの話を見ていると、「じゃあ、車を運転するときはずっと遠くを見ていないといけないの?」と思うことでしょう。確かに遠くを見ていないと、車はフラフラしてしまうし危険に気づくのも遅れてしまいます。
でも、チラ見なら近くや別の方向を見ても大丈夫です。むしろ、遠くを見るのが習慣づいたらどんどんチラ見してください。そのほうが、より周りを見ることができて安全だからです。実際、運転が上手な人は運転中は色々な方向をチラ見していることが分かっています。
遠くを見るのに慣れてきたら、どんどんチラ見しましょう。
運転がヘタな人は運転姿勢が悪い
運転がヘタな人は姿勢が悪いです。姿勢といっても、猫背とかの普段の姿勢のことではなく、運転するときの姿勢「運転姿勢」のことです。
ハンドルにかじりつくような悪い運転姿勢で運転していると、視野がかなりせばまってしまいます。視野が狭いと周りの状況に気づけなくなります。例えば飛び出し、すり抜けのバイクや追い越しにも気づかない事があります。
試しに、今見ている画面に思いっきり顔を近づけてみてください。画面を離してみている時に比べて、周りが見えづらくなりますよね?運転中も、画面に近づいた時と同じ、狭い視野になってしまっているんです。
正しい運転姿勢で視野を広く保とう
教習所で習う運転姿勢は、背もたれに程よく体重をかけ、肘を軽く曲げた状態です。この姿勢なら、サイドミラーもバックミラーも目線を動かすだけで見ることができます。
正しい運転姿勢をしていれば、自然と視野は広くなります。それに運転していても疲れにくくなり、万一事故が起こっても怪我をしづらくなります。
次の動きを予想できないと運転がヘタになる
次の動きを読めないひともいます。自分の車が次にどういう状況になるのか、歩行者やほかの車はどうかということが分からず、自分本位な運転してしまいます。
例をだしてみましょう。交差点で、交差する道路の歩行者用信号が点滅していたら、10秒程度でこちらの信号が変わります。これを知らないと、急に信号が切り替わって慌てて強くブレーキを踏むことになります。同乗者は強く体が動かされて飲んでいるコーヒーをこぼすかもしれません。うっかりした後続車に追突されるかもしれません。
常に次を予想しながら運転しよう
「かもしれない運転」という言葉をよく耳にしますよね。いつもよりもちょっと周りをみて、他の車がしそうな動きを予測してみましょう。それだけで、運転の余裕が増すことが分かると思います。
次にどうなるか考えながら運転することは、馴れていなければとても疲れます。そんな時は、予想するタイミングを意識することで負担を軽くすることが出来ます。
予想するべきポイントは、横断歩道、信号機、片道2車線以上の道路、混雑時です。特に右左折時は巻き込みに注意して、曲がる前から何度か歩行者とバイクの存在を確認しておきましょう。
ハンドルやブレーキの操作が雑だと運転ベタに思われる
全ての操作が思い切りが良すぎると、ハンドルも大きく勢いよく切るし、ブレーキもアクセルもガツンと踏みます。そういった操作をすると、車は大きく揺すられて同乗者は酔ってしまうことになります。
操作は早めに丁寧に行うといい
車の操作において、急の付く動きはなるべくするべきではありません。自分の運転がどれだけ荒いのかを確認する方法として一番簡単なのが、某走り屋漫画にある「紙コップに水を入れて走る」方法です。荒い操作をすれば一発で水がこぼれます。
水がこぼれて車内が濡れるのが嫌な人は、「G-bowl」という運転トレーニングツールが販売されていますので使ってみましょう。
このG-bowlは、お皿の中に球が入っていて、車に力がかかるとその球が動いてその動いた量でどれぐらいの力がかかったかわかるという簡単な仕組みで出来ています。この球がなるべく動かないようにトレーニングすることで、無駄な動きのない「上手な運転」をすることができます。
駐車操作はゆっくり行おう
運転がヘタな人の苦戦するポイントの大きな位置を占めるのが、バック操作です。特にバック駐車はやりたくない人が多いのではないでしょうか。
バック駐車の一番のポイントは、とにかくゆっくりと動かすことです。なんなら少し動くごとに一時停止してサイドミラーとバックミラーを確認することを繰り返しましょう。それでもよく分からないときは、車を一回降りて確認するのもいいです。「まあ大丈夫だろう」で他の車や障害物にぶつけてしまうよりは、時間がかかっても確実に駐車できる方がいいですよね。
焦らない運転で安全確保
公道は自分だけではなく、色々な人が車に乗っています。怖いのでゆっくり走っていると後ろから煽られる事もあると思います。そんな時は焦るとかえって危ないです。
煽ってくる車はぶつけてくることはまずないので慌てないで直線で譲ってあげたり、退避スペースやコンビニに逃げて譲ってあげるようにしましょう。
でも、威圧してくる車は怖いですよね。ドライブレコーダーを車に取り付けることで、あおり運転を避けることができます。事故にあった時の証拠にもなるので、ドライブレコーダーはつけておいた方が安心できますよ。ドライブレコーダーについて書いた記事があるので、見てみてください。
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運転は臆病なくらいでちょうどいい
まずは「自分は運転がヘタだ」という自覚を持ちましょう。どんなに自分が運転が上手いと思っている人でも、プロのドライバーに比べればどんぐりの背比べです。
過剰な自信は事故に繋がるので、臆病なくらいが丁度いいです。焦らず一つ一つの操作を意識して確実にこなせば、運転は必ず上手くなります。まずは遠くをみることから始めてみましょう。
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