バイクに和装で乗ったら武者みたいでカッコいいのでは?イラスト描いてみた【イラストで見る和装+バイク】

バイク

バイクは鉄の馬だと言われることがあります。たしかにまたがって移動する姿は馬にまたがっているような姿ですよね。

バイクのプロテクターをフル装備した姿はまるで甲冑を着こんだように見えます。そこで、ちょっと思いつきました。和服にプロテクターをつけたらカッコいいんじゃないかと。

どんな風になるか、イラストを描いてみたので見てみてください。案外悪く無いように見えますよ。

この記事ではイラストの他に、和服でバイクに乗る際に気をつけるべきことについても解説します。ぜひ、最後まで読んでくださいね!

和服は特別な日に着るもの?

和服というと、動きづらくて、高級な布を使っていて、何か特別な日に着るものというイメージがありますよね。でもよく考えてみてください。和服は、ほんの数十年前まで和服は普段着として普通に着られていたんです。

バイク≒馬

バイクは鉄の馬と表されることもあります。確かに、走るよりもスピードが出せて、上にまたがって乗って、手足で操作するところは馬と同じです。

ということは、馬に乗るような恰好であれば、和服でもバイクに乗るのに不便しないんじゃないでしょうか。

バイクに乗るときの装備

バイクに乗るときは、最低限ヘルメットの着用が必要です。安全のためにはグローブ、ライディングブーツ、プロテクターの着用もしておきたいところです。

特に首、背骨を守るための胸部プロテクターは死亡率を大きく減らすので、必ずつけておきたい装備です。

コミネマン

全身にプロテクターを装備したライダーのことを、プロテクターメーカーコミネからとって「コミネマン」ということもあります。ロボや鎧を思い起こさせる重厚な姿になるので、嫌う人もいますが私は結構好きです。

和服+プロテクター=鎧

和服とプロテクターは、案外親和性があると思います。なぜなら、日本の鎧って、西洋によくあるフルプレートと違って服の上に部位ごとに鎧をつけていくものだからです。

これって、コミネマンと似ていませんか?そして、バイクにまたがった姿はいよいよ馬に乗った鎧武者のように見えるような気がして来ると思います。

和服でバイクに乗る時の装備イメージ

和服でバイクに乗るときの装備は、どんなふうになるでしょうか。私が思い浮かべる姿は3パターンあります。

コミネマンスタイル

1つめは全身プロテクターのコミネマンスタイルです。これは、シルエット的にはあまり特徴は出ないと思います。しかし、襟の合わせや、帯などがプロテクターの間から除くと思うので、ちょっと違ったシルエットになるのではないかと思います。

たすき掛けスタイル

2つめは、たすき掛けで袖をおさえつつ、インナープロテクターの上から和服を着るスタイルです。これならコミネマンのいかつさを抑えつつ、安全にバイクで走れると思います。

忍者スタイル

3つめは忍者スタイルです。バタつく服の余長もありませんし、そもそも動きやすい格好です。それにインナープロテクターを着こんでもキツキツになりません。このスタイルはかなり良いんじゃないでしょうか。

ちなみに上の3例とも、グローブとブーツは必須として考えています。理由はこの下で説明しますね。

和服でバイクに乗るときの注意点

和服は洋服と違って着崩れしやすいです。それに、袖や袴などがバタついてどこかに引っかかったりチェーンやタイヤに巻き込まれる可能性もあります。

そこで、和服でバイクに乗るときの注意点をまとめてみました。

袴は野袴など裾のすぼまっているものを選ぶ

馬乗袴、行燈袴はバイクには適していません。裾が広がっているので風ではためき、チェーンなどに巻き込まれる可能性があるからです。

バイクに乗るときは、野袴などの裾がすぼまっているものを選ぶのが安全です。

袖ははためかないようにクリップやひもで抑える

バイクに乗るときには、風ではためくものはなるべく身につけない方がいいです。

私がリュックを背負ってバイクに乗っていた時に、リュックの紐が風ではためいてヘルメットやら体中をひっぱたきまくって散々な思いをしたことがあります。

和服の場合は特に裾が危険です。たすき掛けをして袖がはためかないようにしたり、袖が小さいものを選ぶ必要があるでしょう。

必ずライディングシューズ/ブーツを履く

和服といえば履物は下駄や草履ですよね。しかし、バイクに乗る時に一番酷使するのが足の部分です。保護のために、ライディングブーツを履くべきでしょう。

それに、マニュアルのバイクの場合はギアチェンジの時に足の甲を使うことになります。スニーカーでも痛くなるぐらいなので、足袋でシフトチェンジしたら皮が破れて血まみれになると思います。

ちなみに、足先の部分に鉄芯が入っている安全地下足袋というものもあります。どうしても和装にこだわるのなら、こういったものも考慮に揚がると思います。(万が一転んだ時のことを考えるとおすすめは出来ません。)

需要あるか分かりませんが一応リンク張っておきます。この他にも山林作業用のかなりごついヤツ(パッと見ブーツ)のものもあり、意外な世界を見ることができました。

和服+ブーツの元祖は坂本龍馬

アニメや大正期の女学生の姿で時々見るのが和服+ブーツです。実はこの組み合わせの元祖は坂本龍馬のようです。龍馬がブーツを履いている姿は写真でも確認することができます。長崎市の亀山社中跡には龍馬のぶーつ像があります。

和服でバイクに乗ることのメリット

和服でバイクに乗ると、どんなメリットがあるでしょうか。そもそも思い付きで考えたことですが、思いついたことに理屈をつけていくのも面白いことです。私が考えたメリットをいくつか紹介しますので、あなたもよかったら考えてみてください。

涼しい

和服が洋服と一番違うのはどこでしょうか。それは、体の線に密着しないところだと思います。体と服の間に空気の層ができているので、そこが風ではためくと空気の流れ=風ができます。

風ができるだけで体感温度は下がるので、おそらく洋服よりも涼しいのではないかと思います。

もう一つ。和服は襟が開いています。そこから走行中に空気が入り、全身に回っていくはずです。もちろん風が入るような着方だと風の力で型崩れする可能性が高いですが、その対策ができれば一層涼しいライディングができるはずです。

インナープロテクターが着やすい

普段着の下につけることができるプロテクターを、インナープロテクターといいます。プロテクターをつけたままでお店に入るのは何だか気が引けるものです。インナープロテクターを着ていれば、見た目は普段着なので、何も気にせずお店に入ることができます。

でも、いくら薄いといってもプロテクターが入っているわけです。着る服がタイトであれば動きづらいし、きつさがストレスになることもあります。

和服ならどうでしょうか。和服はかなり余裕のある作りをしています。それに、締め付ける所は紐で締めるのでフリーサイズ。インナープロテクターをつけても、全く普段と変わらない着心地を得られるでしょう。

個性的!

あなたは和服でバイクにまたがる人を見たことがあるでしょうか。私はありません。つまり、和服でバイクに乗ればそれだけであなたは唯一無二の存在になれるわけです。

和服の持つポテンシャルは高い

和服は日本の伝統衣装ですから、日本の気候に合った装いをしているのが和服です。工夫次第でいくらでも便利になるポテンシャルが、和服にはあるように思えます。

なので、もっと安くて適当に使える和服が出てきてくれないかな~。と思っています。どこかでバイク用和服作ってくれませんかね。

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