※この記事には原神の世界任務「吾輩は猫である」関連のネタバレがあります。ネタバレが嫌な方、新鮮なゲーム体験を楽しみたい方は見ないことをおすすめします。
原神ver2.1で追加された新マップであるセイライ島には、浅瀬神社という荒廃した神社があります。
そこで代理宮司として登場するのが、喋る猫である「寝子」です。寝子からの依頼が毎日追加されているので、それをまとめたいと思います。
寝子の世界任務「吾輩は猫である」
前提任務「セイライ逐雷記」
寝子の任務が発生するには、世界任務「セイライ逐雷記」を完了しておく必要があります。セイライ逐雷記はボスモンスター雷音権現への挑戦や、セイライ島の探索をするためには必須ともいえる任務なので、最優先に完了したい任務ですね。
セイライ逐雷記の中で、寝子は鎮石の解除方法を教えてくれる重要な役割を持っています。
吾輩は猫であるの流れ
寝子は昔神社で世話になった人間の「響」の帰りを待っています。響が帰って来た時に神社が人でいっぱいになっているように、猫の身でありながら色々と依頼してきます。
1日目:神社の掃除をする
神社をきれいにした方が人が来ると旅人にいわれ、神社の掃除を依頼してきます。西風教会や暁ワイナリー、雷元素を散らす要領で風元素でゴミを3箇所吹き飛ばせば完了です。
2日目:絵馬かけを直す
神社に来る人は木の板を柵に掛けていたことを思い出し、旅人に修理を依頼してきます。セイライ逐雷記の時に賽銭箱修理で使った木材の残りを使って修理するので、壊れた絵馬かけに向かうだけで済みます。
修理後に大祐悦子に話しかけると2人が絵馬を掛けてくれます。寝子はその様子に満足してくれます。
3日目:迷い寝子を探す
やんちゃな子猫の昆布丸と八宝を探し出します。八宝は砂浜に、昆布丸は神社後ろの大樹の上にいます。2匹とも旅人の懐で運ぶことになります。蛍の場合、けしからんやつらになります。
ちなみに昆布丸は、霧切高嶺の幼名のようです。高嶺の説明は武器「霧切の𢌞光」の説明などで見ることができます。高名な武人で、旗本までなった武士ですが、漆黒の軍勢と対峙した時に戦死しています。
この高嶺は浅瀬響と想い合っていたいたようなので、寝子が知っていてもおかしくありません。
4日目:猫にご飯をあげる
寝子が響にもらったご飯を思い出し、作ってほしいと旅人に依頼してきます。レシピが全く分からないので、木南料亭の木南杏奈に聞きに行きます。杏奈の創作レシピ「活力にゃんこ飯」を作ってくれます。この時、自分でもにゃんこ飯を3つ作っておくと手間を減らせます。
作った料理を寝子に持っていくと、「響の作ったものとは違うけど懐かしい気持ちになった」と喜んでくれます。子猫達にも食べさせてあげてほしいといわれ、3箇所に活力にゃんこ飯をあげることになります。
ここで、寝子はもう食事が要らない体であることが分かります。嫌な予感…。
5日目:石像を作れる職人を探す
かつて響が石像を作ると良いことがあるといったことがきっかけで、寝子は自分の姿をかたどった石像を作りたいと言い出します。
塵花壺で石像どころか家も作っている旅人ですが、さすがの旅人もテイワット上で石像は作れないようです。そのため、たたら砂で石像を作れそうな職人を探すことになります。
戦争の影響で食を探している職人「大島純平」を捕まえることができ、彼に石像の制作を依頼することになります。
報酬のことをよく分かっていない寝子が、彼に何を上げたらいいのかが気になりますね。
6日目:職人の悩みを解決する
純平は像の制作のために石を神社裏に持ち込んでいます。数トンありそうな巨岩ですが、どうやってひとりで運んだんでしょうね。
しかし、持ち込んだはいいものの、石が硬く道具が壊れてしまったようです。そこで、新たな道具を作るために旅人に鉄鉱石を3つ持ってきてほしいと依頼してきます。鉄鉱石だけでノミや槌を作れるのは凄いですね。錬金術師かな?
7日目:職人に報酬を渡す
石像づくりは順調に進み、寝子は「ほーしゅー」として魚肉を石人間(職人の大島のこと)に渡すように言ってきます。大島に渡しに行くと、「もう魚肉ばかりで力が出ない」と獣肉を3つ頼んできます。
それ以前も魚肉をもらっていたようですが、魚肉ばかりだったようで大島は自分で食材を調達していたようです。何でもできる大島、実は超人なのでは⁉
8日目:石像が完成する
石像が完成間近となり、寝子を招いて完成を見届けることになります。大島は粋なやつですね。寝子は響が本当に帰ってくるのか不安になっていましたが、石像が完成した直後、猫の形の雲が現れました!
響から「石像ができるといいことがある」といわれていた寝子は、「響の言っていたことは本当だった!響は帰ってくる!」と歓喜していました。
ムービーまでついてくる豪華仕様だったので、まだ見ていない方はぜひ世界任務「吾輩は猫である」を最後までみてくださいね!
響は帰ってくるのか?
寝子がひたすらに帰りを待っている響ですが、考察によると「浅瀬響」のようです。「破魔の弓」の説明などで名前を見ることができます。
浅瀬響は狐斎宮の下で働く巫女だったようですが、弓の名手でもあったようです。旗本の高嶺と想い合っていたようですが、高嶺は武家の娘を嫁にもらうことになります。
また、海賊の赤穂百目鬼とも交流があり、百目鬼とともに幕府に反旗を翻したという記述があります。彼女の最期がどうなったかはさておき、生き延びたとしても響が神社に帰ってくるのは絶望的です。
なぜなら、浅瀬響の記述は500年前のものであり、人間である彼女が今も生きているとは考えづらいからです。
「吾輩は猫である」終了後の追記
セイライ逐雷記以降、浅瀬神社に留まっている冒険者の悦子によると、赤穂百目鬼は幕府軍との海戦を行うために艦隊を率いて会戦場所に向かっていたところ、対峙する予定の幕府軍もろとも突然の雷によって壊滅してしまったようです。
百目鬼の消息はその後分かっていないようです。百目鬼と行動を共にしていた可能性の高い浅瀬響もその被害を受けている可能性があります。
そもそも五百年前の人間なので響の生存は絶望的なのですが、寝子が救われる形に終わってくれたらいいなと思いますね。
寝子の今後
寂れた神社で帰らない主を待ち続ける動物というと、忠犬ハチ公を思い出してしまいます。ハチ公も最後は事故によって命を落とし、物語の最期ではあの世で主人と再会していたと思います。
寝子ももはや普通の生物ではないような記述があるので、もしかしたら幽霊や妖怪の類になっているのかもしれません。響がこの世におらず、神社で待っていても会えないことが分かれば成仏してしまうことが考えられます。
しかし、いつまで待っても会えない主人を待ち続けるよりも、その方が寝子にとっては幸せなのかもしれませんね。
稲妻は別れの話が多すぎる
稲妻の世界任務は別れの話がとても多いです。長治少年は母と別れ、再会するために国外を旅することを決意しています。無名の武士であった公儀は、戦いの中で親友と戦うことになり、死別しています。五百蔵は石像になりながらも狐斎宮を待ち続けています。
そして雷電将軍はかつての友といくつもの別れを経験し、極めつけは半身である双子の姉妹を失っています。
もしかしたら、稲妻のテーマは親しい人との別れなのかもしれませんね。
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